マリーベルと袂を分かったライアーは記憶を取り戻すべく、情報屋スケアクロウとして活動していたソキアと合流し、龍門石窟へと向かう。一方でオルドリンもミス・エックスとともに中華連邦入りを果たした。そして再び相見える二人のオズは剣を重ねるが、死闘の末、お互いを認識した二人は本来の目的である記憶を取り戻すべく遺跡に手を添える。ところが、二人を亡き者にしようとV.V.が差し向けたプルートーンが迫っていた。
記憶を取り戻しグリンダ騎士団へと戻ったオルドリン。長い不在のため拘留される中、レオンハルトたちからマリーベルとエリア24の現状を聞き、ある決意を固める。それは、ウィザードと共にした旅の経験と龍門石窟で共有した双子の兄オルフェウスの記憶を得たオルドリンだからこそ得られる決意だった。グリンダ騎士団の監査役として派遣されたナイトオブナイン、ノネットを呼び出したオルドリンは、ランスロット・グレイルを持ち出し、決闘を申し込む。
シャルル皇帝の所在が不明になったことにより、世界は激変。黒の騎士団を率いるゼロの働きかけにより、反ブリタニアを掲げる国々が超合集国を建国。日本を取り戻すため黒の騎士団を派遣する。キュウシュウ方面でナイトオブワン、ビスマルクが指揮するブリタニア軍と黒の騎士団の司令官に就任した星刻の部隊が戦闘に入ったことを皮切りに大規模な戦争状態へと発展する。そんな情勢の中、オルドリンは、ある決意を持ってマリーベルと相対する。
超合集国決議第壱號により日本を取り戻すため進軍を始めた黒の騎士団。シュナイゼルはこれにナイトオブラウンズの多くを徴集することで対抗する。キュウシュウでの衝突を皮切りに戦闘は激化していく。ノネットの指揮の下エリア11に到着したオルドリンらグリンダ騎士団も出撃し、ナナリー総督の保護のため政庁を目指す。ところが黒の騎士団のエース、紅月カレンの操縦する紅蓮聖天八極式と会敵。強大な力を目の当たりにする。
トウキョウ租界上空で繰り広げられる激戦の最中、紅蓮聖天八極式と交戦していたランスロット・コンクエスターからフレイヤ弾頭が放たれる。広がっていく光はすべてを飲み込むように広がり続ける。オルドリンとソキアは光に飲み込まれようとするナナリー皇女が乗った脱出艇を発見。グレイルとシェフィールドを合体させ、窮地を脱する。フレイヤによって混乱したエリア11を後にしたグリンダ騎士団はシュナイゼルと合流すべくカンボジアへと向かう。
ナナリー皇女の保護に成功したグリンダ騎士団は、シュナイゼルがダモクレス要塞の建造を進めるカンボジアへと訪れる。合流を果たした一行は一時の平穏な時間を得るが、世界は激変へと動いていた。死んだと思われていた第11皇子ルルーシュがシャルル皇帝の殺害と第99代皇帝への即位を宣言したのだ。ビスマルクをはじめとするナイトオブラウンズがルルーシュ討伐に向かう中、カンボジアに残るオルドリンらもある事件に巻き込まれる。
篠崎咲世子の一件で、孤立したグリンダ騎士団だったが、カノンからの連絡により、負傷したコーネリアの保護を頼まれる。コーネリアを撃ったのがシュナイゼルだと察したノネットは、グリンダ騎士団のシュナイゼル配下からの独立を宣言。その姿を消す。その後、シュナイゼルに勝利したルルーシュはフレイヤをもって世界を支配下に置き、人々から恐れられる。それから一か月。オルドリンはオルフェウスを伴って身を隠すコーネリアたちの元に現れる。
ルルーシュ皇帝により統一、支配された世界。コーネリアらはルルーシュ暗殺を計画するもマリーベルが管理するダモクレスの存在が見逃せない。オルドリンとオルフェウスは、このダモクレスを破壊すべくマドリードへ奇襲をかけることに。マドリードで待つのはマリーベルとその騎士ウィザード。
2人のオズと2人の魔法使いの物語が終幕へと向かう。
© SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design © 2006-2008 CLAMP・ST
注意:内容および画像の転載はお断りいたします。お問い合せ先は
こちら
をご覧ください。